2024年度「武田医学賞」、2名の研究者に贈呈決定

武田医学賞が、岩田想博士と服部信孝博士に贈呈されることが決定しました。

概要

受賞者:岩田 想 博士(京都大学 教授)、服部 信孝 博士(順天堂大学 主任教授)
受賞テーマ:岩田博士「医学・薬学に資する膜蛋白質の三次元構造ならびに時間分解を加えた四次元構造解析の研究」、服部博士「遺伝子解析を基盤としたパーキンソン病の発症機構解明」
贈呈式:2024年11月12日(火)午後6時よりオークラ東京にて
詳細URL:https://www.takeda-sci.or.jp/

武田医学賞とは

武田医学賞は、我が国で最も伝統的な医学賞の一つとされています。区彰されるのは、医学界で顕著な業績を残し、医学や医療に寄与した研究者です。創設は1954年で、武田薬品工業株式会社の創業170周年記念事業の一環として始まりました。その後1963年以降は、公益財団法人武田科学振興財団が運営しています。

2024年度受賞者の功績

2024年度の受賞者は、岩田 想 博士と服部 信孝 博士の2名です。体積患者の生命を救う新しい治療法の開発や創薬に向けた研究で著名な岩田博士の功績は、特に医学・薬学に資する膜蛋白質の三次元構造・四次元構造解析にあります。一方、服部博士はパーキンソン病研究で世界的にリーダーシップを発揮し、遺伝子解析を基盤とした同病の発症機構の解明に寄与しました。

まとめ

医学研究の新たなモデルを示し、その分野における重要な進歩をもたらした岩田 想 博士と服部 信孝 博士が、2024年度「武田医学賞」の受賞者となりました。今後も研究の発展とともに、医学界への貢献がおおいに期待されます。

関連リンク

公益財団法人 武田科学振興財団 公式サイト:https://www.takeda-sci.or.jp/

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