武田科学振興財団が2025年度の研究助成として23億8,350万円の助成を贈呈。

武田科学振興財団が、今年度の研究助成で応募総数2,200件から595件を選出し、総額23億8,350万円を助成することが明らかになりました。

武田科学振興財団の助成活動内容

武田科学振興財団は、毎年研究助成を行っている。今年度は2,200件の応募がありその中から595件が採択され、総額23億8,350万円の助成がなされる予定です。これは前年度に比べて、33件の採択数増加、助成額は6,950万円の増加となります。
採択の詳細は財団ウェブサイト「研究助成対象者一覧」ページ(https://www.takeda-sci.or.jp/research/list.php)に掲載されています。現在までの助成累計額は11,884件で、総額436億円に上ります。
武田科学振興財団の目指すところは、「生命科学研究助成」、「医学系研究助成」、「ビジョナリーリサーチ助成」、「理科教育振興助成」など、独創的・先駆的な研究への助成です。それぞれの助成プログラムが異なる条件のもとで多くの研究者に研究助成金を活用してもらうことを奨励しています。

武田科学振興財団の設立と目標

公益財団法人武田科学振興財団は1963年に設立されました。基金となる寄附を武田薬品工業株式会社から受け、科学技術の研究の助成・振興を行い、我が国の科学技術および文化の向上・発展に寄与することを目的としています。URLはhttps://www.takeda-sci.or.jp/です。
同財団は研究助成だけでなく、研究者や学生に対する奨学助成も行っております。また、科学技術に関する優れた研究業績に対する褒賞や現代に合ったテーマによる国際シンポジウムの開催も進行しています。
これからも武田科学振興財団は、多くの研究者が発想を生かし、自由に研究を進められる環境を提供し続け、夢ある研究を継続的に支援していくことを宣言しています。

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