アミック、医薬品・医療機器業界向けGMP・DIへの対応機能を強化 MESパッケージ「Lite Factory 2.0」を提供開始

株式会社アミックは、工程管理「Lite Factory」の最新バージョン2.0を発表しました。本製品は、2022年11月2日より提供を開始します。

工程管理システム「Lite Factory」

アミックは、創業30年、製造業向けERP製品およびMES製品を開発・販売するパッケージベンダーです。
「Lite Factory」は、シンプル&Liteがコンセプトの工程管理システム(MESパッケージ製品)です。
今回アップデートリリースされるLite Factory 2.0では、端末OSにAndroidを採用。現場で日々使用するアプリケーションとして、より使いやすいUIにデザインを大幅に刷新しました。
また、医薬品・医療機器業界向けGMP・DIへの対応機能を強化し、製造現場の生産性をより高めるための新機能を実装しました。

追加・強化された主な機能

(1)GMP・DI(データインテグリティ)へ対応する新機能「逸脱管理」
Lite Factory 2.0では、製造時に発生した逸脱内容の登録、逸脱に対する品質への影響評価を管理できるようになりました。
また、STRAMMICシリーズと連動することで、製造記録・品質記録の照査(レビュー)や出荷判定時に閲覧が可能です。

(2)標準作業手順(SOP)のマスタ定義がより簡便に
Lite Factory 2.0では、新たにフローチャート形式の「作業手順」描画機能が追加されました。
これにより、従来負担となっていたマスタ登録業務が大幅に改善され、マスタ変更時のメンテナンス性も向上します。

(3)作業指示オーダーの新規追加
Lite Factory 2.0では、直接製造が伴わない作業指示と記録管理に新たに対応しました。
これにより、従来、日報(紙)の記録情報も、Lite SOP(電子SOP機能)に統合可能になりました。

(4)現場端末にAndroid OSを新採用、専用アプリケーションの提供
Lite Factory 2.0から、製造現場で使用するモバイル端末にAndroid OSを新規採用。
モバイル専用アプリケーションでより直感的に操作できるようになりました。
ハンディーターミナル(PDA)とタブレットPCデバイス機器を選択する幅が広がりました。

(5)Lite Factory単体での導入
Lite Factory 2.0では、お客様の声から、他社ERP(生産管理)システムと連携するためのインターフェース機能(標準オプション)を実装しました。
これにより、工程管理単体の先行導入や段階的導入等、お客様のIT戦略に応じてシステムを構築いただけます。

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